アイテム説明
–––––– § フレーバーの説明 § ––––––
この紅玉紅茶は、口に含んだ瞬間に立ち上がる、爽やかで明瞭なミントの香りとスパイシーなシナモンの香りが特徴です。茶湯はまろやかで、ほのかにミルクのようなコクがあり、最後に残る甘く優しい蜜の余韻が長く続きます。飲み終えた後、口の中にはひんやりとした清涼感が広がります。
冷やすと蜂蜜のように少し濁りますが、これは低温でタンニンが凝縮されるためで、温度が上がると元の鮮やかな橙紅色に戻ります。
ほんのりとした蜂蜜の甘さとミントのような清涼感は、夏にぴったりの涼茶です。紅玉紅茶は、アイスティーや水出しはもちろん、秋冬には鍋で煮出してミルクティーとしても極上の味わいを楽しめます。
–––––– § 茶種の紹介 § ––––––
紅玉（こうぎょく／台茶18号）は、台湾茶業改良場が50年以上にわたる研究の末に、台湾在来種とミャンマー大葉種を交配して開発した新しい紅茶品種です。
紅玉の茶湯は鮮やかな赤色で透明感があり、味わいはまろやかで甘みがあります。中でも際立つのは、ミントやシナモンのような優雅で独特な香り。この個性が世界中で高く評価され、多くの賞を受賞し、日本のお茶研究の権威である御茶ノ水女子大学の山西貞教授にも深く愛されています。
「金萱」に続き、台湾を代表する国際的な紅茶品種として高い評価を受けています。
–––––– § 三径就荒のお茶 § ––––––
三径就荒では、すべての選茶に専用の「茶カード」をご用意しています。製造工程や歴史的背景、製茶師の思い、風味の詳細などを丁寧に記録し、さらに第一煎から第五煎までの抽出時間と温度も試行錯誤を重ねて記載しました。
この「茶カード」とともに、贈り主の心が自然と伝わり、受け取った方がそのお茶の味わいを最も美しく楽しめるように設計されています。
言葉はもう要りません。
自分の味覚を信じて、一杯の茶と向き合い、彼女（＝お茶）が私たちに語りかける物語――雲と霧、大地と雨、そして製茶師の力強い手が紡いだ物語――に耳を傾けてください。
古来の魚籠や縄の持ち手袋から着想を得たパッケージは、手触りの良い淡いグレーペーパーとモダンでシャープなカッティングによって表現されています。上品な金箔ラベルには、風味番号（味の濃淡）と風味説明が明確に記載されており、贈る相手の好みに合わせて簡単にお選びいただけます。
スペック
内容物：※ 紅玉紅茶 50g ※ 茶カード 1枚
